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ワイン
その他
年末年始はお酒を飲みながら食事をする機会が増えるかと思います。忘年会、新年会はなかなか企画しにくい状況ではありますが、数人で集まり語り、時を過ごすのは貴重な時間ではないでしょうか。
今回はワインを取り上げます。
ワインとは
果実(ブドウ)を原料とした醸造酒です。穀物を原料とした醸造酒は発酵させるために糖化といった過程が必要で、仕込みの水が必要になりますが、ワインの場合は潰して、おいておけばワインになります。
ワインを選ぶ際、赤、白どちらにするか迷うことがありますが、赤と白の違いは大きく二つあります。一つは作る際の手順です。白ワインはブドウを絞った果汁のみを発酵させワインにしますが、赤ワインはブドウを潰して果汁と共に皮、種も一緒に発酵させます。ブドウの皮の色素、ブドウの種のタンニンが赤ワインの色、味を構成しているわけです。
もう一つはブドウの品種です。ブドウそのものをお酒にしているわけですから、ブドウの品種はワインの色だけでなく、味わいの最も重要な要素と言えます。
レストランで分厚いワインリストを渡されて閉口してしまうこともあるかと思いますが、代表的なブドウ品種とその特徴がわかれば、ワイン選びも楽しみになるのではないでしょうか。
世界のワインの生産
ワインの生産地を表現する時、旧世界、新世界と二つに分類することがよくあります。旧世界とは古くからワインを生産しているヨーロッパの国々です。新世界はヨーロッパのブドウを使い新たにワイン生産を始めたアメリカ、オーストラリア、チリなどヨーロッパ以外の国々です。
日本のワイン
日本ワインの特徴は、ブドウ品種の多様性と、北海道から沖縄までの産地の気候の多様性であると思います。ワイナリーの数は250を超えるまでになっていますが、その約9割が年間生産量が100klほどの小規模ワイナリーで今後どのような発展を遂げるか、楽しみです。
2021年12月 記
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